中島勝祐創作賞

中島勝祐創作賞

長唄三味線演奏家・作曲家として「松・竹・梅」をはじめ数多くの(110曲)舞踊曲等を作曲し、三味線弾き語りによる独自の「創作上方浄るり」をはじめ、わが国の創作邦楽の発展に大きく寄与した故東音中島勝祐氏(とうおんなかじま・かつすけ 1940年大阪生まれ、2009年没)の功績を記念して、中島勝祐記念会の支援によって2011年(平成23年)に中島勝祐創作賞を創設いたしました。
日本の伝統音楽の様式を踏まえた清新な創作を顕彰する作曲賞で、対象となる作品は新作以外に旧作も応募可能となっています。
受賞作品は、当財団の日本伝統文化振興財団賞発表時に特別演奏の機会を設け、またCDの発行も行います。

当財団発行の中島勝祐作品CDはこちら

第三回 中島勝祐創作賞 応募要項

目的 中島勝祐の遺志を継ぎ、創作活動を行う方の援助をする
対象作品 1.邦楽器による創作曲(舞踊曲、器楽曲可)
2.作品年代はこだわらない
3.既にCDとして一般発売されている曲は不可(但し私家盤は可)
4.既に当賞に応募した曲は不可(改作した曲は可)
提出物 1.応募者情報(名前・生年月日・略歴・連絡先)
2.作詞者名と歌詞   3.音源(テープまたはCD-R)
4.作曲年代   5.演奏時間
6.収録音源に伴う情報(公演名、プログラム、助演者など)   

註記:提出した音源、歌詞は審査後返却する。

応募締め切り 2013年11月29日(金) 18時まで
注意事項 応募者の年齢・国籍は不問、締め切り後の提出物の変更は不可
審査方法 作曲者名を伏せた複製音源を各審査委員が事前に聴き、審査会で協議し決定
発表 1.2014年4月下旬に受賞者に郵送にて結果通知
2.5月に邦楽専門誌、当財団のHPにて受賞者と受賞作品を発表
3.6月(予定)の「日本伝統文化振興財団賞」贈呈式と併せて
 「中島勝祐創作賞」を発表、贈呈、披露演奏を行う
賞金 30万円 (賞状、中島勝祐作品と受賞曲をCDにし、発売・頒布する)   

註記:CDに収録する音源は、上記の披露演奏の録音又は提出音源を使用。

審査委員 学識者、中島勝祐記念会及び当財団

応募先・問い合わせ先:

  〒101-0065 東京都千代田区西神田2-4-1 東方学会新館2階
  公益財団法人日本伝統文化振興財団 内 「中島勝祐創作賞」係
    電話 03-3222-4155/FAX 03-3222-1118/e-mail

 

第二回 中島勝祐創作賞

第二回中島勝祐創作賞は、髙橋翠秋(たかはし すいしゅう)氏の「櫻姫」(さくらひめ)に決定いたしました。

→第二回 中島勝祐創作賞贈呈式の様子はこちら

第二回「中島勝祐創作賞」の受賞曲は、2013年7月4日に東京・紀尾井ホールでの「第十七回日本伝統文化振興財団賞」「第二回中島勝祐創作賞」贈呈式・記念演奏会で披露されます。同氏には賞状と賞金30万円が贈られます。

〔受賞作品データ〕
『櫻姫』
・作曲 髙橋翠秋
・作詞 かず はじめ
・作調 田中勘四郎

・作曲年 平成6(1994)年
・初演 平成6年6月 国立劇場小劇場 「第1 回 新・日本音楽抄」
・演奏時間 20分19秒
・編成 唄、箏、胡弓、十七弦、小鼓、大鼓

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髙橋翠秋(たかはし すいしゅう)

【受賞者略歴】
生田流箏曲・胡弓演奏家
本名 髙橋君代
1949年 新潟県に生まれる。
1962年 生田流箏曲家元川瀬白秋に入門
1968年 川瀬白秋より師範免状を取得し、髙橋翠秋の名を許される
その後、師と共に歌舞伎の黒御簾音楽、舞踊界、三曲演奏と活動を行い、現在に至る
1987年 「みなづき会」メンバーとして1995年まで毎年、演奏活動を行う
1988年 「ソウルオリンピック記念公演」に参加
1989年 「カンヌ音楽祭」に川瀬白秋と共に参加
1990年 「クリーブランドジャパンフェスティバル」に参加
1991年 「ロスアンジェルスジャパンフェア」に参加
1993年 国立劇場主催公演「明日をになう新進の舞踊邦楽鑑賞会」に胡弓で出演
1994年 創作の会「新・日本音楽抄」に出演、以後4年ごとに開催され、毎回創作を発表する
1998年 初リサイタル「髙橋翠秋 胡弓の栞」を紀尾井小ホールにて開催
2002年 ジュネーブにて「舞と三曲の夕べ」に出演
2004年 チューリッヒ、ルクセンブルグでの「地唄舞公演」に出演
2008年 NHKテレビ「いろはに邦楽」に胡弓講師として出演
2009年 国立劇場主催「邦楽のいざないpart3 三曲」に胡弓で出演
2011年 ミュンヘン、ストラスブールでの「地唄舞公演」に出演
2011年 「髙橋翠秋 胡弓の栞」の演奏に対し、平成22年度(第65回)文化庁芸術祭優秀賞受賞
2012年 横浜能楽堂公演「日中を旅した楽器」に富山清琴と出演
2012年 「髙橋翠秋 胡弓の栞」を開催。

三曲・長唄等の邦楽演奏会に賛助出演するほか、舞踊公演、歌舞伎をはじめ商業演劇でも活躍する。放送もNHKラジオ「邦楽のひととき」等、多数出演
作曲作品は「櫻姫」「雪月花」「舞姫」「ひな流し」「幻」「ひなの宵」のほか、舞踊曲、胡弓の練習曲・小曲等多数。後進の育成にも励んでいる。
日本芸術文化振興会(国立劇場)歌舞伎音楽(竹本)研修講師、公益社団法人日本三曲協会評議員、「四季の会」副会長、荒川邦楽連盟理事

《中島勝祐創作賞》

【目的】 故中島勝祐氏の遺志を継ぎ、邦楽の伝統を踏まえた創作の中から広く応募作品を求め、優れた成果を示す作品を顕彰する。
【募集対象】 邦楽器による創作曲(舞踊曲を含む)。応募作品は一人一曲とし、既発表の作品でもよい。
【提出物】 募集作品を録音した音源(テープ、またはCD)、歌詞。
【発表】 日本伝統文化振興財団賞を贈呈する時に併せて「中島勝祐創作賞」を発表し、贈呈する。
【賞金】 30万円、賞状。
【宣伝】 受賞曲と中島勝祐氏の曲を一緒に収録したCDを当財団で制作・発行し、広く一般に発売・頒布する。
【第二回審査委員】(五十音順 敬称略)
  加藤繁治(日本の藝 主宰)
  久保田敏子(京都市立芸術大学名誉教授)
  中島勝祐記念会
  中島久子(中島勝祐記念会 代表)
  藤本 草(日本伝統文化振興財団 理事長)
◇第二回の応募作は12作品でした。

 

 

 

 

第一回 中島勝祐創作賞

第一回中島勝祐創作賞は、清元紫葉(きよもと・しよう)の『清元新作「山姥」―夕月浮世語―』(「やまんば」―ゆうづきうきよがたり―)に決定いたしました。

第一回「中島勝祐創作賞」の受賞曲は、2012年6月5日に東京・紀尾井ホールでの第16回日本伝統文化振興財団賞贈呈式のなかで演奏されます。同氏には賞状と賞金30万円が贈られます。

〔受賞作品データ〕
『清元新作「山姥」―夕月浮世語―』
・作曲 清元紫葉
・作詞 長田午狂
・作調 望月喜美

・作曲年月 平成13年3月
・初演 平成13年11月6日 国立小劇場(若柳妙之助 振付初演)
・演奏時間 25分20秒
・編成 浄瑠璃 2、三味線 2、囃子 3、笛

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清元紫葉(きよもと・しよう)

【受賞者略歴】

清元紫葉(清元三味線方)〔本名 長谷川千春〕

昭和33年 横浜生まれ、幼少より日本舞踊、三味線を習う。
昭和47年 日本舞踊名取「七々扇菊千子」となる(師・七々扇小菊)。
昭和49年 清元流家元4世清元梅吉師より「清元益代」の名を許される(師・清元益寿郎)。『申酉』上調子にてNHK初放送。
昭和51年 現代邦楽を杵屋正邦師に師事。
昭和52年 NHK邦楽技能者育成会22期卒業。
昭和57年 奏風楽楽員「長谷川春風」となる(創主・松原奏風〔清元梅吉師〕)。
昭和61年 小唄田村派師範「田村わか枝」となる(師・田村彌枝)。
昭和63年 美成会演奏会を国立劇場にて清元成美太夫(現2世清元梅寿太夫)と共催。(以後、不定期開催)
平成11年 2世清元紫葉襲名。2世清元梅寿太夫と共に襲名リサイタルを国立劇場にて開催。
平成22年 東京藝術大学音楽部邦楽科非常勤講師(平成24年まで)。

 現在、清元協会理事・清元研究会同人・清元美成会主宰・(社)日本小唄連盟所属。舞踊会、演奏会、放送、稽古、作曲(清元・奏風楽)等で活動。
 作曲は平成10年より本格的に活動。襲名時の『馨梅』をはじめ、『浮かれ流し』、『山姥~夕月浮世語~』、『薄墨の譜』(舞踊部門 平成15年藝術祭優秀賞作品)、『かさづくし』、『花火八趣』、『お直はるあき』、等、舞踊曲、素演奏曲、約40曲。

《第一回 中島勝祐創作賞 選考経過》

【目的】 故中島勝祐氏の遺志を継ぎ、邦楽の伝統を踏まえた創作の中から広く応募作品を求め、優れた成果を示す作品を顕彰する。
【募集対象】 邦楽器による創作曲(舞踊曲を含む)。応募作品は一人一曲とし、既発表の作品でもよい。他薦でもよい。
【提出物】 募集作品を録音した音源(テープ、またはCD)、歌詞または楽譜。
【発表】 毎年5月か6月、公益財団法人日本伝統文化振興財団賞を贈呈する時に併せて「中島勝祐創作賞」を発表し、贈呈する。
【賞金】 30万円、賞状。
【宣伝】 受賞曲と中島勝祐氏の曲を一緒に収録したCDを当財団で制作・発行し、広く一般に発売・頒布する。

(1)
第一回は下記の応募規定に従った。
 募集方法の発表: 中島勝祐追善の会及び、雑誌への広告掲載
 締め切り: 2012年2月末

(2)
第一回の応募は9作品で、事前に審査委員が作曲者名を伏せた録音音源によって個別に審査した上、4月4日(水)ビクタースタジオで全審査委員が出席して選考会を行った。

(3)
第一回審査委員は以下の各氏(五十順 敬称略)
加藤繁治(日本の藝 主宰)
久保田敏子(京都市立芸術大学名誉教授)
中島勝祐記念会
中島久子(中島勝祐記念会 代表)
藤本 草(日本伝統文化振興財団 理事長)